年齢はデコルテに出るってご存知?首のたるみ・シミを徹底ケア!
この記事を書いた人
Mさん エステティシャン 32才

はじめに

手や顔はスキンケアや肌トラブルの話題になることが多いですが、デコルテ(首から胸元)のラインも年齢的なものが出やすいです。顔だけを念入りにケアしていると、肌のトーンが異なったり、ニキビや黒ずみ、シワが目立ってしまいます。
デコルテラインが綺麗だと顔の印象も変わってくるので、毎日のお手入れが大切です。

デコルテラインのトラブルやスキンケアなどについてこれからご紹介していきます。

デコルテによくある肌トラブル

デコルテは皮膚が薄いうえに、汗腺や皮脂腺が少ないのでとてもデリケートな部分で、紫外線の影響やストールやマフラーなど衣服による摩擦を受けやすくなっています。
さらに首は他の部分に比べると筋肉の動きが多いために、リンパ液の流れや血行が悪くなりやすいんです。

そのため肌に皮膚のたるみやしわ、シミといった肌トラブルが一年を通して起こりやすく、顔のむくみや肩こりといった症状も起こりやすいです。
胸の部分は首とは逆に皮脂腺や汗腺が多く存在しており、「Vゾーン」とも呼ばれています。

Vゾーンは服を着ていると湿気や皮膚の温度が高めになる傾向にあるため、ニキビの原因となるアクネ菌や雑菌が増えやすいんです。

またアクネ菌の餌になる垢が毛穴にたまりやすいため、ニキビが発生しやすい状態にってしまいます。

また汗をかくことであせもができたり、汗と垢が原因で体臭の原因となることもあるので、入浴の際に念入りに洗って顔や手足同様に保湿ケアなどを毎日行うことで肌トラブルを回避することができます。

しかし首と胸とでは肌質が異なるため、それぞれに合った方法でスキンケアを行う必要があり、間違ったスキンケアはトラブルの元となります。

デコルテのスキンケア方法

デコルテラインは髪の毛のスタイリング剤がついてしまうことがあり、スタイリング剤で肌が刺激されることがあります。

また衣服に使用されている化繊でも刺激を受けていることが多いので、刺激の弱いボディソープを泡立てて、優しく洗うようにします。
入浴の際にデコルテを強くこするように洗ってしまうと、摩擦でしわやくすみ、たるみなどの原因になってしまうので注意が必要です。
入浴時のシャンプーやコンディショナー、ボディソープの洗い残しも肌トラブルや臭いの原因になるため、入浴時はデコルテライン周辺を念入りにすすぎましょう。

デコルテのスキンケアに使用するアイテムは、フェイシャルケアに使用しているアイテムと同じものでも大丈夫です。

しかし集中的にデコルテをケアしたいのであれば、市販されているデコルテ専用のクリームなどを使用することで、エイジングケアなどの効果が期待できます。

首の部分と胸部分では肌質が異なるので、クリームやオイルの使用は胸部分では控えるか、使用しなくても大丈夫です。

デコルテのケアはフェイシャルと同じタイミングで、1日2回、朝晩のケアを継続することが基本となります。

さらにデコルテは外出時も顔や腕などと同じように紫外線対策を行うことで、シミができるの防ぐことができ、デコルテのスキンケアと同時にデコルテラインのマッサージを行うことで、血行がよくなり、よい状態の肌質を維持しやすくなります。

小顔にもつながる!デコルテのマッサージケア方法

よりよい肌の状態を維持したいのであれば、デコルテのスキンケア時にリンパマッサージを行いましょう。

デコルテ部分はリンパ節やリンパ管が集中している部分なので、リンパマッサージをすることで、血行をよくし老廃物の排出をしやすくなるデトックス効果が期待できます。

リンパマッサージでむくみを取ることで小顔効果が期待でき、肌のくすみや肩こりを改善することができます。
リンパマッサージを行うときは、指先にオイルやクリームをあらかじめなじませておきましょう。

何もつけない状態でマッサージを行うと、皮膚の摩擦でデコルテ部分がダメージを受けてしまうので、必ずオイルかクリームをつけておく必要があります。

1.両耳の下に指3本を当てて、指圧するように軽く押しながら回転させマッサージをしていきます。
耳から首、左右の鎖骨の真ん中まで移動するの5~6回繰り返しましょう。
2.指3本を胸の谷間に当て、首のときと同じように軽く押しながら回転させつつ、両手でV字を描くように鎖骨まで移動するのを3回繰り返します。
3.チョキの形にした指先の間に鎖骨を挟むような形で、内側から外側、外側から内側に指圧しつつさすっていきます。

これを左右3往復ほど行います。
マッサージを行うときは入浴後など肌が清潔な状態のときに行うのが基本です。

汗をかいていたりすると汗や皮膚の汚れが毛穴に詰まって肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
体調の悪いときや日焼けのダメージがあるときも、肌トラブルや体調不良防止のためマッサージは避けましょう。

まとめ

デコルテは顔同様に年齢が出やすい部分で、皮膚が薄いため紫外線や衣類の影響を受けやすく肌トラブルも出やすいです。

デコルテもフェイシャルケアと同じように毎日適切なケアを続けていくことで、肌トラブルを改善・防止していくことができます。
デコルテラインのリンパマッサージは血行を改善し肌トラブルだけでなく、顔のむくみや肩こりといった症状にも効果があるので、肩こりやむくみに悩んでいる人にもおすすめです。
デコルテラインのスキンケアとリンパマッサージできれいなデコルテラインを手に入れませんか?

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