目次
はじめに
髪の毛にダメージが蓄積され、パサパサになってしまうと、まとまりがなくなるだけではなく、切れ毛などのトラブルの原因になってしまいます。
髪の毛のトラブルを軽減し、美髪を目指すためにも、正しいケアを心がけたいですよね。
今回は、髪の毛のパサパサにお悩みの方に原因と対策をご紹介します。
パサパサ髪の原因
髪がパサパサしてしまう原因は、ひとつではありません。
主な原因をご紹介しますので、心当たりがないか確かめてみてください。
▼刺激
髪の毛は、どんな状態が一番ダメージを受けやすいか知っていますか?
実は、髪が濡れていると髪を外的な刺激から守ってくれる「キューティクル」が開き、ダメージを受けやすくなってしまうのです。
つまり、髪が濡れた状態でタオルでゴシゴシとこすってしまうのはNGです。
また、シャンプーや染色といった薬剤も、髪にダメージを与える原因のひとつです。
さらに、コテやアイロンでセットを頻繁にしたり、髪の毛を強く引っ張ったりするのもダメージにつながります。
▼日焼け
「日焼け」と聞くと、肌のイメージをお持ちの方も多いと思います。
けれども、皮膚同様に髪の毛も日焼けをするのです。
頭皮や髪の毛が日焼けによってダメージを受けてしまうと、潤いがなくなり髪がパサパサしてしまいます。
▼乾燥
冬は空気が乾燥して、肌も乾燥するのを実感できますよね。
また、夏場であっても、エアコンがよくきいた室内だと、肌が乾燥することもあります。
この時髪も肌と同様に乾燥しているのです。
砂漠のように乾いた肌は潤い不足で柔軟性がなく、ダメージを受けやすくなってしまいます。
それと同様に、乾燥した髪はデリケートです。
ダメージを受けやすいので、肌だけではなく「髪の乾燥」にも注意しましょう。
パサパサ髪のケア方法
髪は一度傷んでしまったら治らないので、ダメージを与えないように心がけるだけではなく、潤いを補ってケアをしてあげる必要があります。
▼ダメージケアのシャンプー・トリートメントを使用する
ダメージケア用のシャンプー・トリートメントは、キューティクルをコーティングしたり補修したりする効果や、枝毛や切れ毛などを防ぐ効果があります。
髪のパサつきが気になったら、シャンプー・トリートメントも専用のものに切り替え、ダメージケアを行いましょう。
▼潤いを与える
オイルやクリームは、傷んだ髪に潤いを与え、コーティングしてくれる効果があります。
パサパサの髪もしっとりとした仕上がりになりますので、ドライヤーで髪を乾かす際や外出時に使用するのがおすすめです。
また、ヘアパックでのスペシャルケアは、週に1度程度の使用で効果を実感することができます。
これらのヘアケアアイテムは、多く使えば使うほど効果が出るわけではありませんので、使用上の注意をよく読み、用法や容量を守って使用してくださいね。
パサパサ髪にならないための防止策
パサパサ髪にならないためには、以下のことに注意してくださいね。
▼髪の毛の痛んだ原因を知る
ヘアケアの方法や、カラー・パーマ・縮毛矯正など、髪の毛の痛んだ原因は一人ひとり違います。
そのため、パサパサ髪を防ぐためには、まず「髪の毛の痛んだ原因を知る」ことが大切です。
パーマを繰り返して髪の毛がダメージを受けてしまっている場合、ダメージの少ない薬剤を使用してダメージの広がりを抑えることも可能です。
とはいえ髪の毛の痛んだ原因って、自分ではわかりにくいものですよね。
パサパサが気になったら、髪の専門家である美容師さんに相談してみるのもおすすめです。
▼日焼けを避ける
帽子や日傘などを使用することで、髪の日焼けを避けることができます。
また、髪や頭皮の日焼けを防ぐために、UVカット成分配合のトリートメントが発売されています。
紫外線が気になる日や、レジャーに出かける際には、肌だけではなく髪の毛にも気をくばることがおすすめです。
なお、髪の毛にも使える日焼け止めスプレーなども発売されています。
▼定期的に髪の毛を切る
髪の毛の伸びる速度は、1ヶ月に約1~1.5cmといわれています。
現在ロングヘアの方は、約60cmの長さがあるとすると、6年近く前に生えてきた髪が毛先にあることになります。
1~2年の内にカラーリングやパーマをしていなかったとしても、毛先の痛みが気になるのは、ダメージが蓄積されているせいなのです。
つまり、髪の毛を定期的に切ることも、パサパサした髪にならないために重要なポイントといえます。
まとめ
パサパサ髪の原因やケア方法、防止策をご紹介しました。
ご紹介したように、髪は一度傷んでしまったら治らないので、適切なダメージケアが必要不可欠です。
お肌と同じで髪の毛も日頃のケアを行うことで、美しい髪質を保つことも出来ます。
今回、ご紹介したヘアケア方法ひとつでも実践して頂ければと思います。
美しい髪を保たせるのは自分次第ですし、女性にとっては髪質を気にされる方も多いと思います。
ヘアケアを持続させることは大変ですが、モテヘアーを目指すためにも取り組んでみてください。