自分で継続できる「傷み髪のケア」のテクニック
この記事を書いた人
Nさん 美容師 27才

はじめに

 

カラーリングやパーマ、そして間違ったヘアケアでダメージを受けてしまった傷み髪を、美しい髪に戻したいとお考えの方も多いと思います。
ヘアケアの基本は、美容室でのスペシャルケアではなく、毎日自分で行うデイリーケアです。
そこで今回は、自分で継続できる「傷み髪のケア」のテクニックをご紹介します。

 

刺激が強いシャンプーを控える!

 

シャンプーは、髪に付着した汚れを落とすために使用します。
しかし、ダメージを受けた髪に洗浄力の強すぎるシャンプーを使うと、皮脂の油を必要以上に落としすぎてしまって、頭皮の皮脂が過剰に分泌される原因になってしまうこともあります。
そのため、ダメージを受けた傷み髪をケアする場合には、低刺激のシャンプーを使用するのが鉄則です。

 

▼低刺激のシャンプーとは

シャンプーは髪だけではなく、頭皮にも付着します。
そのため、洗浄力が強すぎないものだけではなく、「肌に優しい」シャンプーを選ぶことも、傷み髪ケアの重要なポイントです。


低刺激のシャンプーをお探しの方は、頭皮に優しいアミノ酸をセレクトしましょう。
人間の皮膚や肌はタンパク質でできていますが、そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。
アミノ酸系洗浄成分を使用したシャンプーは、頭皮に低刺激なのです。
また、添加物が加えられているものは、頭皮に刺激を与えてしまうことがあります。
皮膚や髪の毛へのダメージをなるべく防ぎたい傷み髪の時には、避けるのが無難です。

 

ドライヤーは温風・冷風を使い分ける!

髪の毛が濡れている時が、一番ダメージを受けやすい状態なので、髪の毛の自然乾燥は避けましょう。
乾燥をする際にはドライヤーを使用しますが、温風と冷風を適切に使い分けることで、傷み髪をケアすることができます。

 

▼温風の効果とは

温風には髪を乾燥させるだけではなく、髪の毛を外的な刺激から守ってくれるキューティクルを整える効果があります。
また、温風をあてることで、髪のタンパク質を柔らかくして、セットしやすくするという効果もあります。
とはいえ温度が高すぎると、髪がダメージをおってしまうこともあります。
髪の温度を手で確かめ、同じ場所に温風があたらないように注意しながら使用するのが大切なポイントです。
ドライヤーをかけるときには髪から20㎝以上離して、髪が熱くなりすぎないように心がけてくださいね。

 

▼冷風の効果とは

冷風と温風を使い分けることによって、髪へ過剰な熱が加わるのを避け、乾かしすぎてパサついたり、潤いがなくなったりするのを避けることができます。
また、キューティクルを引き締めて髪にツヤを出したり、ボリュームを抑えたりする効果もあります。
さらに仕上げに冷風をあてることで、髪のタンパク質を固めて、スタイリングを長持ちさせることも可能です。

 

トリートメントで髪に栄養を与える!

 

傷んでダメージを受けてしまった髪は、外的な刺激から髪の毛を守るキューティクルがはがれて、髪の内部にまでダメージが及んでしまっていることも珍しくありません。
トリートメントで髪の内部に栄養を届けることで、うるおいやハリを補い、髪を保護することができます。

 

▼トリートメントの効果を高める方法とは

トリートメントの栄養成分を髪に浸透させるためには様々な方法があります。
まずはトリートメントを塗る際に、毛先にもみ込むことです。
また、トリートメントを塗った後は髪の毛を小分けにして施術するのが効果的です。
その際、蒸しタオルをあてることで、美容室でスチームをあてたのと同様の効果を得ることができます。
更にトリートメントの効果を高めるためには、「CAREPRO(ケアプロ)」の利用がおすすめです。
CAREPROは、美容室で使用されているトリートメント浸透促進器です。

トリートメントを塗った後の髪を小分けして毛束にし、5秒程度髪に充てるだけで、トリートメントの浸透をより高めることができます。
ミディアムヘアなら3分程度で全体を終えられるので、時間をかけることなく効果を発揮することができます。
このひと手間を加えるだけで、ダメージを受けてしまった髪をすばやく補修し保護することが可能です。
CAREPROはお風呂で使うことができ、時間や手間をかけることなく簡単にトリートメントを浸透させることができます。
毎日のヘアケアにピッタリなので、傷み髪のケアをしたいとお考えの方は、是非一度使ってみてくださいね。

まとめ

 

自分で継続できる「傷み髪のケア」の基本は、シャンプーを低刺激のものに変えるだけではなく、ドライヤーは温風・冷風を適切に使い分けて、トリートメントで髪に栄養を補うことです。
特にトリートメントは、髪の補修だけではなく保護もしてくれる重要なヘアケアアイテムです。
トリートメントの浸透をより高めるためにも、CAREPROを活用して、手間暇かけずにダメージケアをしましょう。
下記サイトでご紹介している美容室では、CAREPROを実際に活用しています。
CAREPROの効果を実感することができますので、興味をお持ちの方は是非足を運んでみてください。

https://carepro-hairmedication.com/homecare/

おすすめの記事